プロフィール 旅行記・体験記 著作集 アウトドア  

スペイン料理「カルメン」

 

八王子市と多摩市を中心に、無料でポスティングされる「360サンロクマル」(リクルート発行)というタウン情報誌があります。今回、その記事の中で「スペイン風居酒屋 カルメン」というお店を見つけました。毎日2回のフラメンコのショータイムがあるということで、ライブものの好きな秀峰は、早速行ってみることにしました。なんせ八王子には生演奏のあるお店がほとんどなくて、例えギター1本とヴォーカルでも、毎日のショータイムがあるのは本当に貴重なのです。

10月2日(金)午後6:00過ぎに入店。お店は、ダイエーの方へ向かって、ケンタッキーのちょっと手前のビルの7階だ。店内は、まだ開店直後でもあって、お客はほとんどいない。一番ステージに近いテーブルに案内された。料理は、スタンダードなAコースを注文する。1回目のショータイムは20:00なので、ゆっくりと料理を楽しむことになった。

 

お料理

Aコース ¥3600(ショーチャージ込み)

ドリンク(ビールまたはワイン)
魚介のカルパッチョ
ムール貝のアリオリ
トマト・モッツァレラチーズとアンチョビのオーブン焼き
肉とガルバンソー豆の煮込みスープ
ガーリック・トースト

スペイン料理と言うと、パエリアくらいしか食べたことがなかったが、このコースの料理は、どれもとても美味しかった。特に、ガーリックトーストを煮込みスープに浸して食べると、これは絶品だ。

 

ショータイム

いよいよショータイム。ギター&ヴォーカルのおっちゃん1人と、日本人のダンサー5人がステージに上がる。最初に3人が踊り、次いで1人づつ踊った。なぜかダンサーはカスタネットは持っていなかった。フラメンコなんて、テレビでちらっとしか見たこと無かったのだが、目の前で見ると凄い迫力があった。複雑怪奇なステップが、こちらのテーブルまでビンビン響いてくる。迫力はあるものの、曲も踊りもどこか悲しげに見えるのは、フラメンコの起源がジプシー音楽にあるからだろうか。スペイン語を勉強して、歌詞の内容がわかるようになれば、もっと楽しめるだろう。曲の最後には、店内スタッフも交えて「オレー!」と叫ぶ。これはまさに「八王子に居ながらにして異国情緒が味わえる!」といった所だ。

 

即興のフラメンコ教室

ショーが終わると、マネージャーが「例のヤツ行きますか」と言う。何かと思うと、テーブルのお客さんを次々にステージへ上がらせた。何が始まるのかと思っているうちに、男性客はスカートだのカツラなどを着せられる。さらに、口紅を塗られ、アイシャドーも塗られた。そこで、フラメンコの基本ステップを真似させられる。練習が一通り教わると、山本リンダの「どうにも止まらない」のギター演奏が始まり、それにあわせて、ダンサーとお客が入り交じって、ステージ上で踊りまくり!!

この「フラメンコの店 カルメン」では、毎月1〜2回の火曜日は、トルコのセクシーダンス「ベリーダンス」のショーもある。その他、企画で、「真夜中のフラメンコ」「ディナーショー」「カップリング・パーティー」などもあるそうなので、問い合わせてみましょう。

スペイン風居酒屋「フラメンコの店 カルメン」
八王子市東町13−12 OMビル7F
0426−44−9910
OPEN17:30〜24:00
日・祭日休み
ショータイム 1回目20:00 2回目21:45
ショーチャージ ¥1000
 

Copyright (c) 1997-2007 Shuho All Rights Reserved