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沖縄八重山旅行B

 

平成13年4月27日〜5月5日

3回目の沖縄も、やはり八重山へ直行した。今回は、今までの閑散期の旅ではなく、ゴールデン・ウイーク真最中というハイシーズンだったため、初めて宿泊の予約をしてしまった。(西表島の3泊だけ)

航空券が高くなりそうだったが、お得な方法を見つけたので、以下にその事情を書く。

 

航空券は、いつもなら「前売り21」や「早割り」といった早期予約のチケット(65%引き等)を取っていくのだが、今回はG.W.ということで、そのチケット設定はなかった。どうしようかと調べたところ、自由行動のツアーで安いのが見つかったので、迷わず申し込んだ。

「全日空スカイホリデー石垣空遊券」

往路:4/27(金)羽田発9:15→那覇→石垣着13:10
復路:5/ 5(土)石垣発9:30→那覇→羽田着14:05
宿泊:4/30(月)西表島 民宿「うえはら館」

ツアー代金¥55700.−
G.W.の石垣島往復チケット代を考えると、これはちょー安い。

「空遊券」は、往復航空券と、期間中の1泊の宿泊をセレクトして申し込むツアーで、あとの宿泊、滞在、移動などは勝手にしろ、というツアー。

この「空遊券」は、出発日で値段が決まり、帰りの日は14日以内で自由に選べる。つまり、帰りが5月5日という混雑日でも、出発日が平日などの場合、往復でも安上がりになる。

今回、出発日をG.W.直前の平日(4/27金)にしたので、5万円ちょいで済んじゃった。もし出発日が1日遅ければ(4/28土)、ツアー料金は10万円を超えていた。日本の旅行事情では、「この1日の平日を休めるかどうか」が、料金の重要な分岐点になる。まさに「時は金なり」の典型だ。

 

西表島・ユースホステル「いるもて荘」

ユースホステル前にある広い芝生のガーデンは、実に気持ちがよかった。高台にあるので、海もよく見える。巨大コオモリが木の枝に飛んできたりした。この宿は、食事も良かったし、夜はパイナップルや泡盛がふるまわれて宴会が始まった。一人旅ならぜったいおすすめ。

 

西表島・ヒナイ川の河口

カナディアン・カヌーを借りた。ピナイサーラの滝は前に見に行ったので、今回は支流のニシダサーラの滝を見に行った。釣りもしたが、釣果はまったくナシ。

 

しげた丸(西表島発着)

西表島の1日、「しげた丸おもしろツアー」に参加した。シュノーケル3ヶ所、水落の滝(海に直接落ちる滝)見物、舟浮集落の散策、網取へ上陸、昼飯付きで6800円。このツアーはおすすめ。舟浮と網取という、西表でも秘境の集落に上陸できるのがポイント。

 

西表島・舟浮集落にて

西表島内には、道路が通じておらず、船でしか行かれない「舟浮」という集落がある。イリオモテヤマネコは、この集落の裏山でまず発見され、集落内でニワトリを襲っているところを捕獲された。

 

今回3回目の八重山旅行は、西表島に5泊、石垣島に3泊という結果だった。一般観光客から見たら「西表で5泊?いったい何すんの?」という感じかも知れない。しかし、定番観光地「由布島」にも行ってないし、仲間川の遊覧も行ってない。まだまだ西表の達人とは言いがたい。今回、観光スポットでは、日本最南端の温泉「西表島温泉」に行った。GW最中というのにガラガラで、意外にのんびりできて良かった。西表島以外では、石垣島最北端の平久保崎を見に行ったのと、黒島の仲本海岸へ石垣島から日帰りした。

 

 

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