平成12年10月27日(水)〜11月3日(水)インドへ旅行に行きました。
仏教遺跡を訪ね歩く企画ツアーへの参加でした。
ボクは仏教に興味があるが、それほど信仰に篤いわけではない。
だが、以前読んだヘルマン・ヘッセの小説「シッダールタ」にえらく感動して、いつか、その舞台となったインドの仏教遺跡の土地へ行ってみたいと思っていた。
短い間にたくさんの遺跡を巡るには、やはり企画ツアーということになる。なので、初めてのインド旅行にもかかわらず、有名な観光地〜タージ・マハールや、ガンジス河さえ〜行かなかった。
訪れたのはどこも今は田舎の村々ばかり。
その暮らしは2500年前とまったく変わってないそうだ。
地平線まで続く田んぼには、水牛がのんびり歩いている。
農家の壁には燃料用に牛の糞が貼り付けられて干してある。
朝は、いろんな鳥の鳴き声で目がさめる。昼間は静かだ。
魂が洗われる思いがした。
 
  
  
    
      |  ラジキールの馬車
 ラジキールは、釈尊時代のマガダ国の首都だった町。 小さな町なので、馬車で十分移動できた。 馬車は観光用ではなく、現地の人も鈴なりに満載されていた。 大半の馬車はとてもヒマそうで、商売気もぜんぜん無いように見えた。 | 
  
  
 
 
  
  
    
      |  デリーのコブラ使い
 インドといえばそこらじゅうでヘビ使いがいると思ったら、ぜんぜん見当たらなかった。 ここでやっと遭遇することができた。   | 
  
  
 
 
  
  
    
      |  ゴラクプール駅にて
 ホームの下にイノシシが出現した! 駅では残飯などのエサを食いに来たのか、イノシシが2頭出現した。 ウワサでは、こいつらは誰かが「飼っている」らしい。 別の駅では、ホームの上を悠然とウシが歩いていた。       | 
  
  
 
 
  
  
    
      |  ホテルのベルボーイ
 ホテル・インターコンチネンタル・ニューデリーにて。 ターバンを巻いたヒゲ面の頑丈そうな男がベルボーイだ。 インド人のイメージといえば、このスタイルが目に浮かぶ人もいるだろう。 しかし、この風貌は、ジャイナ教徒だけのもので、彼らはインドの人口比では、少数派なのである。 でも、日本では、「インドカレー」と「タイガー・ジェット・シン」などのおかげで、ジャイナ教徒のスタイルはお馴染みなのだろう。               | 
  
  
 
 
  
  
    
      |  ブッダガヤの大菩提寺にて
 ブッダガヤは、お釈迦様が悟りを開いた聖地である。 この寺にある菩提樹の下で、お釈迦様は仏陀となったそうだ。 ラマ教の僧は信心深く、修行をしていた。     | 
  
  
 
 
  
  
    
      |  ナイランジャナ河
 ブッダガヤに近い。 お釈迦様が6年の苦行の末、行き倒れかけたこの河のほとりで、村の娘スジャータが差し出した乳かゆを飲んだ。   これを機に苦行や肉食忌避を放棄して間もなく、近くの菩提樹の下で悟りを開いた。     |