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平成10年10月25日(日)、プレジャーボートをレンタルしての海釣りに行きました。 利用したのは、これで3回目、三浦半島の相模湾側(横須賀市佐島)の「湘南サニーサイド・マリーナ」です。9時〜15時までの6時間を船上で、ほとんどを釣りで過ごしました。 当日の天候は、快晴、風も波もなく、ポカポカと暖かい小春日和で、これまででいちばん気持ちのいいボート釣りでした。 マリーナを出て、まっすぐに亀城根を目指す。亀城根というのは、小田和湾の沖の 岩礁で、灯台が立っている所。よい目印になるし、周囲は水深が数メートルしか ない。ここで海中を覗くと、透き通った水に海底の模様が写り、とても綺麗だった。 辺りでは、漁師さんが船から身を乗り出して、海藻か魚介類を採っていた。ここは 釣りのポイントとしても有名で、乗り合いの釣り船も集まっている。 今回は、亀城根は素通りし、ひたすら南下した。油壺マリンパークの周囲に、深く 切り込んだ入り江が3つある。そのうちの一つの油壺湾へ入った。ここは、荒天時の漁船の避難場所に指定されているだけあって、まったく波はない。しかも、周囲は山が切り込んで いるので、まるで池か湖に居る様な気がしてしまう。船上宴会には超オススメだ。
![]() 油壺湾のオンボロ桟橋に係留した 左はハマちゃん、手前はコントン土谷、右はモリタ ![]() 同じく油壺湾のオンボロ桟橋 左から船長(秀峰)、モリタ、コントン土谷 この桟橋から陸へ上がると、すぐに洞窟がある。その中で小用! 次に、城ヶ島でも行ってみようと、油壺湾を出て、さらに南下する。途中は、 わりと浅い岩礁帯で、釣り船やマイボートが多く出ていた。みんなカワハギ を狙っていた。すぐに城ヶ島に接近、堤防はどこも釣り客でにぎわっていた。 三崎と城ヶ島の間にある離れた堤防に接岸しようとするが、波が意外に高く、 着岸が苦手の船長は、着岸を断念し、また油壺の方へ引き返す。 この途中、ハマちゃんとモリタが操船したいと言うので、ハンドルを握らせた。 ところが向こう見ずなハマちゃんはアクセル全開で疾走する。何回か激しい ジャンプをし、えらく怖かった。 油壺半島の北側の小網代湾の入り口に、手こぎボートが集まっていたので、 ようやく釣りの体制に入る。モリタがいきなり大きいカワハギをGet! 続いてハマちゃんが大きいベラと、けっこう調子がいい。しかしすぐにあたりが 遠のいたので、小網代湾内へ移動する。ここも波はまったくなく、マダイ養殖 イケス近くにアンカーを降ろした。
次々と高級魚が!ここでは、モリタが赤ちゃんマダイを3匹も釣った。もちろんリリースだ・・・ と言いたいところだが、うち1匹を、船長が持ち帰り、水槽で飼っている。 コントン土谷は、いきなり石鯛を釣った。これも小さいので水槽で太らすことになる。
![]() 小網代湾の真鯛養殖イケス近くにて 左は眠るハマちゃん、右はモリタ あまり釣れないハマちゃんは、飽きっぽいので船上で昼寝の体制になる。 船長の秀峰も、あまりに気持ちよくてボーとしてばかりいて、丸ボウズで終わる。 ほかにも、大型クルーザーが湾内に錨泊して、船上でのんびり過ごしていた。 特に船上でなんにもしないのも、ボートの楽しみのようだ。 沖上がり時間が迫ったので、マリーナへ向かう。途中、釣り場の下見ということで、 長井漁港の沖にある「ツブ根」に立ち寄る。ここではわずか5分の間に、モリタが シロギス2匹、土谷がカワハギを釣り上げた。魚影は濃いらしい。最初からここで 釣りをすれば良かったと思った。ただし多少波があった。ここからは15分でマリ ーナに帰港できた。
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